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債務整理全般

ライオンズリースの取引履歴 2011年09月12日

テーマ:債務整理全般

 名古屋に本社のあるライオンズリース(株)という貸金業者がやっと取引履歴を出しました。6月に受任通知書を送り、取引履歴を請求したところ、開示がなかったので、7月に電話で催促したら、1年半前からのものを出しました。しかし実際の取引は平成13年くらいから始まっていたので、取引当初からのものを出すように連絡したら、「わかりました」とのこと。それでも開示がなかったので、8月に再度、連絡をしたら、「8月中に送る」という回答でした。

 しかし結局、9月になっても開示がなかったので、先週、愛知県庁の中小企業金融課に電話して、取引履歴を開示するように行政指導を求めました。そうしたら、やっと平成13年からの取引履歴が送られてきました。さっそく利息制限法に基づく引き直し計算をしたら、約21万円の過払いでした。

 平成17年に貸金業者の取引履歴開示義務を認めた最高裁判所の判例が出され、18年改正の貸金業法で取引履歴を開示しない貸金業者に対する罰則が定められてから、取引履歴の開示は本当にスムーズになりました。それでもまだこのような業者もあるんですね。

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