トップページ >  ブログ > 任意整理 > 任意整理の統一基準

任意整理

任意整理の統一基準 2011年09月06日

テーマ:任意整理

 昨日のブログで、任意整理の将来利息のカットについて触れましたが、今日はもう少し理論的な説明をしたいと思います。

 司法書士が任意整理を行うときは、日本司法書士会連合会の統一基準に従うのが通常です。内容的には弁護士(日弁連)の「任意整理の統一基準」と同じです。統一基準とは要するに、①当初の取引よりすべての取引経過の開示を求めること、②利息制限法の利率によって元本充当計算を行い債権額を確定すること、③支払については、原則として遅延損害金並びに将来利息を付けない、の3つの基準のことです。

 この内、①、②については法律及び判例で決まっているので、現在では問題は少ないです。また③も従来は将来利息をカットする扱いがなされていました。ところが③は統一基準以外に根拠がないので、近年、分割返済の場合には将来利息を付けることを求める業者が出現しています。またネオライングループのように、一括返済しか認めない上で、返済日までの遅延損害金と将来利息を払わなければ和解しない業者もいます。

ページの先頭へ戻る