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社会福祉

発達障害は精神障害に含まれる。 2012年05月09日

テーマ:社会福祉

 「大阪維新の会」の大阪市議団は、5月市議会に提出予定だった家庭教育支援条例案を白紙撤回しました。発達障害は親の愛情不足が原因などというとんでもない内容でしたから、批判が続出したのも当然です。

 発達障害の法律上の定義は、発達障害者支援法第2条にあります。そこには「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」とあります。発達障害は、身体障害、知的障害、精神障害の3障害に比べ、認識が遅れており、発達障害者支援法が施行されたのも2005(平成17)年でした。それでもそれ以降は、発達障害は法律上も「脳機能の障害」であることが明示されました。そして同法を受けて、障害者基本法は障害者の定義を「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者」と変更しました。つまり3障害との関係では、発達障害は精神障害に含まれることになりました。

 このように考えると、発達障害を脳機能の障害(精神障害)ととらえていない家庭教育支援条例案は、発達障害者支援法や障害者基本法にも反するものと言えます。

 

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