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自営業者、会社

取締役が破産して、会社は継続する場合の注意点 2011年10月20日

テーマ:自営業者、会社

 会社名義で銀行などから借入ができなかったため、取締役個人がサラ金、カード会社からお金を借りて、会社の運転資金に充てたような場合です。

 会社と取締役は別人格なので、もちろん取締役のみが破産できます。ただし破産者は取締役の資格を喪失するので、申立前に取締役を辞任することになります。
 
 注意しなければならないのは、取締役が借入金を会社の運転資金に充てると、それは法律的には取締役の会社に対する貸付金になるということです。ですから取締役が破産するのであれば、会社から貸付金を回収できないかを裁判所がチェックします。会社が倒産しているならともかく、営業を継続しているのなら、「会社にもお金がない」の一言ではすまないでしょう。場合によると破産管財人選任事件になるかもしれません。このようなことを避けるためには、裁判所に提出する陳述書の書き方に工夫が必要です。

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