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自己破産

破産者であるのはわずかな期間です。 2011年10月18日

テーマ:自己破産

 裁判所が破産手続開始の決定をすると債務者は「破産者」という身分になります。そして免責決定が確定すると破産者ではなくなります。この期間は同時廃止事件であれば、2~3ヶ月です。そんなに短いのか、と思われる方も多いと思います。

 たしかに借金の返済をしなくなると信用情報機関(ブラックリスト)に5年ほど登録されます。しかしそれは破産の効果ではなく、返済を延滞した結果です。破産者であるのはあくまで数ヶ月です。破産者は会社の取締役になれないなどの資格制限がありますが、それはわずかな期間なのです。

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