テーマ:不動産担保、住宅ローン
競売や任意売却が行われても、売却価格を上回る住宅ローンは消滅せず、債務が残ることになります。この残債務はどうしたらよいのでしょうか。
①分割で払う。
ただ完済が不可能なほど多額な場合が通常です。
②消滅時効
住宅ローンの相手が銀行なら競売、任意売却から5年、住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫)や信用金庫なら10年で時効になります。ただしその前に訴訟などが提起されれば、時効は中断します。
③自己破産
もっともすっきりするのはこの方法です。特に住宅ローン以外の債務もある方には自己破産を勧めています。
ちなみに債権回収会社(サービサー)と格安で和解できた、という記事を読んだことがありますが、これはまったく法的根拠のない話です。真に受けない方がいいと思います。
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